●COMMENT
これは珍しい。インドで復活したロイヤルエンフィールドのBULLETシリーズのボディをベースに、富士重工業製の汎用ディーゼルエンジンを搭載したバイクだ。当然燃料はガソリンではなく軽油となり、エンジンオイルもディーゼルオイルとなる。
スタイルはロイヤルエンフィールドそのままで、旧車ファンにはたまらない。BULLETもエンフィールドらしく1950年代の英車のデザインを踏襲したスタイルだが、それに載せられたBULLETよりも複雑なパイピングのディーゼルエンジンがさらにクラシックにしている。
たった10馬力しか発生しないが、ディーゼルエンジンらしい低速でのねばりがキャラクターにぴったり合っている。
●CUSTOMのツボ
スタイルだけでなくメカニズムも旧車のまま、というのはBULLETと同じなのだが、その旧車特有の不安定さを解消するためのメカニカルカスタムが、ディーゼルエンジンであるためにオルタネーターの強化程度しか施せない。
スタイルのカスタムはBULLETと同じ外観なので同じメニューだ。車体を寸詰まりに見せている段付きのあるシートを交換し、とっつぁん的なウィンカーとテールランプをシャープなものに交換すれば、往年のロイヤルエンフィールドらしくなる。
BULLETと同じスタイルに2倍もの金額を払ってこのバイクを買う時点で、もう気分的には充分だろう。こういうバイクはスタイルより機関を大切にしてほしい。
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