●COMMENT
これは珍しい。インドで復活したロイヤルエンフィールドのBULLETシリーズのボディをベースに、富士重工業製の汎用ディーゼルエンジンを搭載したバイクだ。当然燃料はガソリンではなく軽油となり、エンジンオイルもディーゼルオイルとなる。

スタイルはロイヤルエンフィールドそのままで、旧車ファンにはたまらない。BULLETもエンフィールドらしく1950年代の英車のデザインを踏襲したスタイルだが、それに載せられたBULLETよりも複雑なパイピングのディーゼルエンジンがさらにクラシックにしている。

たった10馬力しか発生しないが、ディーゼルエンジンらしい低速でのねばりがキャラクターにぴったり合っている。


●CUSTOMのツボ
スタイルだけでなくメカニズムも旧車のまま、というのはBULLETと同じなのだが、その旧車特有の不安定さを解消するためのメカニカルカスタムが、ディーゼルエンジンであるためにオルタネーターの強化程度しか施せない。

スタイルのカスタムはBULLETと同じ外観なので同じメニューだ。車体を寸詰まりに見せている段付きのあるシートを交換し、とっつぁん的なウィンカーとテールランプをシャープなものに交換すれば、往年のロイヤルエンフィールドらしくなる。

BULLETと同じスタイルに2倍もの金額を払ってこのバイクを買う時点で、もう気分的には充分だろう。こういうバイクはスタイルより機関を大切にしてほしい。

●エンジン・性能
エンジン 空冷4サイクルディーゼル単気筒
総排気量 412cc
ボア×ストローク 82×78mm
最高出力 10ps/3600rpm
最大トルク 2.01kg-m/2400rpm
始動方式 キック
タンク/リザーブ 14Litter/-
オイル容量 -
燃費 66.7km/l
最高速度 80km/h
0-100km/h加速(実測値) -
●寸法・重量
全長 2100mm
全幅 750mm
全高 1080mm
シート高 750mm
ホイールベース 1370mm
乾燥重量(実測値) 190kg
●変速機 4段リターン
●タイヤ 前:3.25-19 後:3.50-18
●価格 115万円前後