●COMMENT
申し訳ない。この900SS Type IMOLAの諸元的な資料が全くないので、右欄がほぼ空白になってしまった。従って、この900SSにまつわる話を記すことにする。(ちなみにこの写真も実車ではなくプラスチックモデルで、ホイールがMHR(マイク・ヘイルウッド・レプリカ)のものになっている。実際はスポークホイールだ。)
この型の900SSの登場は1975年だが、その原型となる750SS Type IMOLAレプリカは1973年に誕生している。レプリカ、という言葉どおり、1972年に行われたイモラ200マイルレースで750SSは、ポール・スマート、ブルーノ・スパッチアーリにより1-2フィニッシュを成し遂げた。その時のマシンのレプリカが750SS Type IMOLAである。
実際にイモラ200マイルレースに参戦した750SSは、ロケットカウルではなくアッパーからアンダーまで一体のカウルをまとっていた。
その750SSの排気量アップ版として登場したのが900SSだ。ルックスは750SS Type IMOLAに酷似しており、タンクがいわゆる「イモラタンク」でなかったのが一番の違い。その後中期型、後期型と続くが、このイモラルックが最も美しい。
スタイルは、ロケットカウルが最も美しく映えるバイクだと名高い。カフェレーサースタイルをカスタムにフューチャーしようとする人にとって、900SS Type IMOLAのスタイルは普遍のバイブルである。
●CUSTOMのツボ
今はこの初期型を手に入れるのは困難なため、後期型やMHRをベースにType IMOLAレプリカを作るのが主流だ。従って、忠実に再現するのが本筋だろう。ヘタにオリジナリティを導入すると「違う」と言われるだけでおしまいになりそうなので注意。
また、評判通りロケットカウルが本当によく似合っているので、SRやGBなどをロケットカウルをまとったカフェレーサースタイルにカスタムにするときの参考にしてほしい。
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